『Uniform』iPadでモデリング、スカルプト、リトポロジーからテクスチャ作製まで!「CozyBlanket」を手掛けたSparsealから新たな3DCGツールがリリース!

Uniformの説明

3DCGアートと聞くと、高スペックなPCの前に座って黙々と作業をするイメージがありませんか?

今回紹介するアプリ『Uniform』はそんなイメージを取っ払ってしまうほどの強力な3DCGツールになります。

なんとモデリング、スカルプト、リトポロジー、テクスチャ作製などの幅広い作業がiPad1台で出来てしまうのです!

暖かい布団の中でゴロゴロしながらや、会社への行き帰りの電車のちょっとした空き時間などにも作業することも可能です。

この記事はこんな人におすすめ

・Uniformってどんなことができるの?と気になっている人

・3DCGアートを手軽に始めてみたい人

・高性能なiPadを買ったはいいけど、使い道がなく漬物石代わりになっている人

Uniformは本当に色々なことができ、私もまだまだ把握できていない機能があるのですが、今回は細かいことはさておき、ざっくりとUniformでできることを紹介していきます!

すでにUniformを持っている方で、機能の詳細を知りたい方は以下のリンクを確認してみてくださいね!

それではどうぞ!

Uniformの概要

Uniformの機能的な紹介をする前に、このアプリについて簡単に説明していきます。

ドラゴンスカルプト

Uniformをリリースした会社とは?

まずはこの革命的な3DCGツールをリリースした会社についてですが、「Sparseal」という会社になります。

海外の会社で私たちにはあまり聞き馴染みが無いと思いますが、なんと超有名な3DCGツールである「Blender」のスカルプトツール開発者であるPablo Dobarro氏が手掛けています。

また、Sparsealは「Uniform」以前に「CozyBlanket」というリトポロジー専用の強力なアプリもリリースしていて、とても使い勝手が良いので、今回の「Uniform」もリリース前から非常に期待していました!

「CozyBlanket」に「Uniform」と布類に関する名前で統一されているのも、次にどんな布類ネーミングアプリが発表されるか早くもワクワクしてしまいますね!

Uniformの値段

UniformはAppStoreで購入することができます。

Uniformの価格

59.99€(ユーロ) ※サブスクではなく、買い切りアプリです!

日本円では7000円となっていました。

購入時は1€=170円でしたので、10000円くらいかかるかな〜と思っていたのですが、昨今の急激な円安に配慮してなのか、7000円になっていました!

もしかしたらリリース直後だからなのかもしれないので、気になる方は是非早めに!

Uniformの使用環境

『Uniform』はiPad専用の3DCGツールとなっています。

Uniformのアプリ情報

・iPad専用アプリ

・アプリサイズ 約200MB

・必要iPadOS 17.4以降

加えて最適な動作をするためにはApple Pencilが必要になってきます。

やはりスカルプトやペイント作業も行うとなってくるとしっかりとした筆圧検知ペンは欲しいところですね!

また今のところそこまで必要性を感じませんが、iPad用のキーボードがあるとより便利になるかもしれません。

というのもUniformには様々なツールが組み込まれていて、ショートカットも割り振られています。そのため、素早くツールを切り替える手段としてはキーボードが必要になります。

この辺りのショートカット操作方法などの情報についても今後更新していきますので、しばらくお待ちください。

Uniformに必要なものまとめ

・iPad(iOS 17.4以降)

・Apple Pencil等の筆圧検知ペン

・iPad用キーボード(必要な方のみ)

Uniformのここがすごい!

Uniformの凄いところは、ハイポリスカルプト、テクスチャ付きのローポリモデル、法線マップ、PBRペイント、最終レンダリング等の作成がこのアプリ1つでできてしまう事です!

それぞれのツールや操作方法などは今後1つずつ焦点を当てて紹介していこうと思いますが、まずはUniformの凄い特徴を紹介していきます。

モデリングからスカルプト、テクスチャペイント等なんでもできてしまう!

繰り返しになりますが、3DCGアートで必要な作業がこのアプリ1つで出来てしまう!これがこのアプリの一番の押しポイントになります!

ローポリでモデリングし、詳細な部分をスカルプトで作成。さらにUV展開やPBRペイントも行えます。

最終的にUniform内でライティングし、画像として書き出すことも可能ですし、テクスチャとobjファイルを書き出して、Blender等のソフトに読み込ませることもできます。

普段は布団の中でゴロゴロしながらシーンの小物を大量に作っておき、まとまった時間がある時にそれらのデータをBlenderに読み込ませて、Blender内でシーンを組み立てていく、といったことができるようになります。

Sparseal社のXのポストになります。モデリング、スカルプト、PBRペイント、ライティング、と盛り沢山なことをこのアプリだけでやっていますね!

覚えることはたくさんありますが、極めたらとんでもないツールとなりそうです!

注目

Uniformの操作方法については今後情報を更新していきますので、よろしくお願いします!

異なるワークスペースを1つの画面に!

Uniformは複数のワークスペースを同時に開くことができます。例えば1つのワークスペースではモデリングを、他のワークスペースではそのモデルを確認しながらスカルプトやペイントをする。といった作業方法が可能になります。

また下の動画のように1つのワークスペースでキャラクターを作成し、他のワークスペースでアクセサリー等の小物を作って、後でキャラクターに合わせることもできます。

様々な画面を参照できるのが作業し易くとても良いですね!

CozyBlanketの最速リトポロジー機能が使える!

UniformをリリースしたSparsealという会社は過去に「CozyBlanket」というリトポロジー専用アプリの開発、そしてリリースをしています。

そのCozyBlanketの機能の一部が追加金額無しで使用することが出来るので、リトポロジーが苦手な方も素早く、パズル感覚で楽しみながらリトポ作業ができると思います。(動画の1:00のところからリトポ作業が見れます。)

まとめ

3DCGアートをアプリ1つで完成させることができる!これがUniformの最大の特徴になります!

またiPadで動作しますので、PCのように場所にとらわれることなく、どこでも好きな時に作業ができるのも素晴らしいですね!

是非これを機に「Uniform」を使った3DCGアート制作を始めてみてはいかがでしょうか!

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