『Uniform – 3D Editor』の使い方。スナップ機能について

3DCG Uniformのスナップ機能

今回はiPad用3DCGアプリ『Uniform – 3D Editor』のスナップ機能について学んでいきましょう!

スナップ機能はオブジェクトの配置や変形でよく使用しますので、ぜひ確認してみてください!

『Uniform – 3D Editor』についての概要をまず知りたい方は以下の記事を見てみてください。非常に面白いiPad用アプリになっていますよ!

この記事で学ぶことは以下のことです。

この記事で学べること

・2パターンのスナップ機能の有効化方法について

・スナップ機能の設定値について

それではどうぞ!

2パターンのスナップ機能の有効化方法について

スナップ機能の有効化方法は以下の2パターンあります。

1.Overrideパネルからの有効化

2.ツールグリッドのTransformからの有効化

それぞれの有効化方法を見ていきましょう!

Overrideパネルからの有効化

説明のためにキューブを生成し、Floor Gridを表示させておきます。

(Floor GridのGrid Cell Sizeは標準の1.000に設定)

Floor Gridの表示方法については下記記事を参考にしてください。

ワークスペース右下にOverrideアイコンがありますのでタップし開きます。

標準では「Retopology」と「Snapping」が搭載されていますので、「Snapping」をタップしてスナップ機能を有効化します。

ちなみにOverrideとはAdd Overrideから自分の好きなモジュールを設定することで、作業を効率化できる機能になります。

これが1つ目の方法になります。

ツールグリッドのTransformからの有効化

2つ目はツールグリッドの「Transform」から有効化する方法になります。

まずワークスペース左下の「Deformer」-「Transform」-「Transform」をタップします。

Transform」アイコンをタップしてモジュールパネルを開きます。

左上の「Value Snapping」を見るとNull(スナップ機能オフ状態)になっているので、こちらを変更します。

変更方法は「Value Snapping」の右上の変換アイコンをタップし、「Absolute(絶対値)」に切り替えます。

これでスナップ機能が有効化されます。

スナップ機能の設定値について

次はスナップ機能の設定値について説明します。

スナップ機能を有効化すると以下の3つの設定値が表示されます。

・Distance Step

・Factor Step

・Angle Step

それぞれ以下のことを意味する値となっています。

設定値の内容

・Distance Step スナップする移動距離

・Factor Step スナップする拡大値

・Angle Step スナップする回転角度

例として、それぞれの設定値を以下のように変えてみましょう。

・Distance Stepを1.000

・Factor Stepを2.000

・Angle Stepを45.000

設定値を変えたらまずキューブを移動させてみます。

設定値通り、丁度Floor Gridの1マスに沿ってスナップしていることが分かります。

次に拡大させてみましょう。

設定値通り、2倍ずつ拡大していることが分かります。

最後に回転させてみましょう。

こちらも設定値通り、45度ずつ回転させることができています。

まとめ

この記事では『Uniform – 3D Editor』のスナップ機能についてご紹介しました。

オブジェクトの配置やモデリング等、スナップ機能を使用する頻度は高いので覚えておきたい機能の1つですね。

その他「Uniform」の操作方法や機能もたくさん紹介しているので、ぜひ確認してみてください!

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